2017年06月30日

トウモロコシも続々到着。


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Reiです。

連日フジロックの話ですね。
何しろ、あと28日??ひー。
毎日迫りくる恐怖とワクワクとまだ闘っておりますので。

今日はスープのお話。
Bistrot Takaで毎夏1番人気なのが、とうもろこしの冷製スープです。皆さんよくご存知。
召し上がったことがある方はお分かりかと思いますが、とにかく「トウモロコシっ!!!」という味と香りと甘さのスープなんです。それ以外に形容しようがない。
そしてホントにビックリするくらいの甘さなんです、これが。

昨年から頂くようになった生産者さんのもろこしなのですが、実はこの生産者さん、以前ウチで働いていてくれたスタッフ今野クンの同級生なのです。
今野クンは宇都宮出身でして、という事はその農園ももちろん宇都宮。思いがけず近い・・・。

農家を営む若者が増えているような話は聞いてましたが、この農家さんはまぁひと味違いますよ。
以前わざわざ店に食べに来て下さったのですが、今どき風の見た目に反して(失礼。)熱いオトコでした 笑
農業にかけている情熱とこだわりがとても伝わってきて、この味に至極納得いったものでした。

初めて今野クンに紹介された時に頂いてみたそのトウモロコシ。
スープにしてみて本当にビックリしました。ビックリ。
トウモロコシにかぶり付いてるかのようなそのまんまの味なんですが、物凄く甘い!!
でも甘さだけじゃなくて、香りが。
もろこしの香り。これが魅力でした。
スープにするにも余計なモノを一切入れることなく、牛乳と塩、だけです。

トウモロコシには特に言えることで、もろこしなどの野菜は朝採れに限ります。
そして朝採れたモノをいかに早く茹でるか。
早く茹でて冷凍してしまうのが、高い糖度をキープ出来る方法なんです。
採れてから時間が経てば経つほど、糖度は落ちていきます。

今は便利な世の中で、宇都宮からなら当日配達の宅急便てのがあるんですねー。
さすがにワタシも農園までは採りに行けない・・・(当たり前)。
なので、朝採れのモノを宅急便で夕方には入手し、ディナーと並行してシェフが仕込み始める、という鬼のような営業を週に3〜4日やっております。そう、仕込みは全てシェフ1人でー。。

Reiさんはフジロック関連の準備、仕込み以外全て担当してる状態。かな。
だから仕事はちゃんとしてるのーっ、サボってないーーー


もとい。
茹で上がったトウモロコシはこんなに鮮やかな色です。もうそのまま喰らい付きたい。

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これをスープにしていく訳です。

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そうそう、お分かり頂けました??
もろこし一粒ずつ芯から外していく訳ではもちろんなく(笑)、スピード命でガンガン削いでおりますのでご安心下さい。


最近ねー、シェフによく言われるんですよ。
「俺を殺す気か。」って。

ワタシそんな酷いヒトじゃないですよー
やだなー

・・・苗場でお会い出来る方、スープもお楽しみにっっるんるん


  Rei







posted by Bistrot Taka at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | FUJI ROCK

2017年06月14日

何故に、フジロックなのか。


Reiです。

今日はツラツラと、少し語ろうと思います。
たまーに更新すると思ったら毎度長文載せやがって、スミマセン。

Bistrot Takaをご存知のお客様の大多数が不思議に思われているであろう、
「何故に、フジロックなのか。」
少しでもお話できればと思います。

ウチは至極真っ当なフレンチレストランです。そしてとっても小さな店。
高級店ではなく、大衆ビストロでもなく。
皆様に程良く、心地よく大切な時間をお過ごし頂きたいと、たった14席の小さな店ですがこの空間を大事に育ててきました。

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私達のエネルギー源は、何よりもお客様の笑顔です。
ご来店からお帰りまでの間に、皆さんの表情がどんどん変わっていく様。
お見送りの際の、皆さんの穏やかで明るくなった笑顔。これが私達の何よりの喜びなんです。
「美味しいは、幸せ」。

歴代の頼もしい若者スタッフに支えてもらって、気が付けば7年半が経過しました。
現在はシェフとReiの2人で店を守っておりますが、今まで本当に人の縁に恵まれてきたと思います。
ところが今は何故か、どこのレストランも人手不足だそうです。フレンチ業界は特にね。
ウチも現在はそんな状況真っ只中です。キッチンスタッフ絶賛大募集中。
こればっかりは縁なので、ひたすらご縁を待っております。

さて本題。
こんな小規模のレストランが、何故フジロックに出店などというお話になったのか。
「FUJI ROCK FESTIVAL in Naeba」
毎年新潟苗場スキー場で開催される、国内最大級の音楽フェスです。
各国の有名アーティストと物凄い数のお客様が、音楽と自然と美味しいものを求めて集まります。

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確かに大それたチャレンジだったかも知れません。
きっかけは、シェフの0歳からの幼なじみ、ミュージシャンの扇田裕太郎さんの一言でした。
「フジロックにフレンチとか、面白いじゃない。」
ミュージシャンの彼にとってもフジロックはもちろん大きな舞台であって、「ある意味の幼なじみの共演が出来たらいいね」なんて話してたのが2015年です。
ですが正直、出店経験者含め各方面の関係者からは「悪いコト言わないから、やめといた方がいい。」と、たっぷり脅かされました。とにかく大変だからヤメトケと。

・・・そう言われるとますます興味を持ってしまうのがフレンチ業界人の性(サガ)。
言ったでしょ、ドM集団だって。

ただし、ただの頭悪いドMじゃぁないつもりです。
私達も、未だ毎日新しい何かを探し続けてるんです。
新しい料理、味、出会い、チャンス、飛躍。
ビジネスとして、今のまま・現状維持が全てだとは決して考えていません。
実業家にはなれてないけれど、常にアンテナは張ってるつもりなんです。
そこに今回なぜか否応なしに引っかかっちゃったのが、フジロック出店のお話だった訳です。

2015年に実際に観に行かせてもらい、ますます決心固まり、2016年早速初出店。
そして扇田裕太郎さんとフジロックで語らう事も実現出来ました。
本当にいろいろ大変ではありました。でもそれを遥かに上回る充実感がありました。
終わってヘロヘロになって、一番最初の感想が「楽しかったー」ですもんね(笑)。

ホントに、各方面の人々に「バカなんじゃなかろうか」と思われてた自覚はあります。
それほどのムチャを、やりたくてやっちゃった訳です。
そしてこのムチャな挑戦は、続けないと意味がないモノなんです。

てな訳で、今年も苗場に行きます。
昨年苗場でお会い出来た、尋常でない数のお客様にまたお会い出来るのを本気で楽しみにしています。
日頃湯島で触れ合う皆さんの笑顔ももちろん大切、私達の宝物です。
宝物を、ちょっと遠出してもっと集めてきたくなっちゃいまして。
ほんのちょっとだけ、Bistrot Takaの冒険を見守ってて下さいね。

シェフの身体の事を心配して下さる方が本当にたくさんいらっしゃいます。ありがとうございます。
ワタシもそこは、不安でないかと言えばウソになります。
日々の営業とあわせてフジロックの仕込みを1人で毎日続ける、この体力・労力は並大抵ではないです。
そりゃシェフが超人と思われるのも無理ナイ。でもただの人間です。
今こんな私達を支えているのは一体何なんだと、たまーに思います。
でもそれは、やり遂げた後に得られる、本当に計り知れない価値のモノと経験の可能性に尽きると思ってます。

・・・やっぱりバカなのかも知れません。

皆さん、心配させてゴメンなさい。
焼き菓子も何にも作れなくなっててゴメンなさい。
でも、苗場から無事に帰ったBistrot Takaはきっと、また一回りも二回りもおっきくなってるはずですので。
夏のワガママをお許し下さい。

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      FUJI ROCK FESTIVAL 2016


 Rei












posted by Bistrot Taka at 21:38| Comment(2) | TrackBack(0) | FUJI ROCK